復縁方法
今日の復縁方法 の勉強ではいいことがありました。ふと前によくわからなくておざなりにしていた点を再度みてみましたら、なぜか理解できるようになったのです。復縁方法の学習は継続するとそれまでは理解できなかったところがわかるようになるということが多々あるのです。このようなところも復縁方法の学習の楽しいところです。
「ばあさん…」
もともとの出会いは最悪なもの。実の兄がばあさんの家…つまりは私の妻の家に婿入りした後、突然通りかかった車に轢かれて亡くなったところから始まるのだ。
最悪な事に、相手は兄嫁の父親。婚姻届けを出した後、結婚式の前日なのだが、飲酒したのにもかかわらず車で移動しようとした時にたまたま兄が通りがかったところを…である。
その事を、先祖に兄が家を出ると言うことを墓前に伝えようと墓参りをしていた最中に、慌てて走ってきた義妹に伝えられた。初対面の義妹にだ。
名字が変わるだけで、死に別れるわけじゃないのだからと納得していた私は平常心ではいられなかった。父も母も同じで義姉が板挟みになっていた。この一件で、一番つらいのは義姉にかかわらず…だ。
「私も同じよ!新しい義兄ができたと思ったのに!くそっ!」
そう吐きながら、義父の代理人…弁護士に殴りかかろうとしてたのが、義妹…つまりは妻だった。その義妹を押さえながら、はっとした。大好きな人を失ったのは私だけではないんだと。
困った事に、彼女とはよく気があった。よくケンカした。それにお互いの家族を巻き込む事もあった。故に世間的には仲の良いカップルだとみられていたようだが、どうしても結婚する気にはなれなかった。
とはいえ、彼女にとっては「父が殺してしまった相手の弟」だ。居心地がわるかったようで、他の県の企業に就職すると家を出たそうだった。
それからしばらく経ち、十回忌の夜、義姉に呼び出された。彼女はまだ結婚していないそうだった。
「私がいえた口じゃないけど、もし妹の事がキライじゃなければ、一緒になってくれないかしら。事故のせいであなたたちまで引き裂くっていうのはちょっと悲しすぎるから。」
もちろん前後はあるけども、この言葉が夫婦になる決心をつけた言葉だった。
「そう時間が経たないうちに会いに行くことになるからよろしくな…。」
墓前にそう伝えてから、私は病院に戻った。